そういえば、クアラルンプールのパビリオンっていう大きなショッピングモールにも香港のデザート屋さん "許留山" があったので食べてみました♪
やっぱり美味しい!わたしは香港デザート大好きです。前回香港に久しぶりに行ったときに、大好きだったお店 "糖朝" へ行ったら昔のとんでもなく力強い活気が無くなっていて場所もお引越ししていてとても残念でした。それでもデザートを食べたらやっぱり美味しかったけど、時代が変わるといろいろ変わるんだな~と思ったのを思い出しました。
先日、伊勢丹のお世話になっていた社員さんにお会いしました。
そしてClocheが立ち上がった2007年のことを思い出しました。
じつはわたしはClocheが立ち上がって伊勢丹新宿店にショップがオープンした日から約2年間、そこで店長をさせて頂いていました。もちろんデザイナーとはお伝えせず。
直接ショップに立ち、お客さまのこと、百貨店のこと、基本の基本を学ぶため。
その2年間はわたし自身もわからないことだらけで、お客さまから、社員さんから、一緒に働く仲間から本当にたくさんのことを学ばせて頂きました。
一言で "楽しかった" とは決して言えない2年間でした。
たくさん失敗して泣き、怒られて泣き、感動して泣き、こんなに辛いことと、感動することを一気に経験するのは学生じゃなくてもあるものなのだと初めて知りました。
何度も逃げ出したくなり、でも今日も頑張ろうと歯を食いしばり。その2年間があったからこそ今のわたしがあります。誰よりも人見知りで、怖がりで、そんなわたしは本当に皆様のおかげで成長させて頂いたと思っています。
そこで一番初めの頃から支えてくれた社員さんがいました。
「寺崎ちゃん、大丈夫だから頑張って」って。困っていたら解決方法を一緒に考えてくれて、嬉しいことがあったら一緒に喜んでくれて、いつも温かく見守ってくださいました。
あれから10年が経ち、その方も異動になったりと、なかなかお会いできず、たまたまお会いすることが出来ました。思わず手を握っちゃいました。Clocheのジュエリーも何個かお持ちで、
「持っているジュエリーを見るたび、ショップを見るたび、アクセリウムを見るたびに寺崎ちゃん、あの時一緒に働いてたね、今も頑張っているねって思うんだよ」って言ってくれました。
いつも温かく、広い心で支えて頂いたからわたしは頑張れた、と心から思っています。あの2年間は辛いこともたくさんあり、自分からその思い出をなかなか言えなかった。でもお会いしたらゆるゆると心が開けて、なんて素敵な出会いと経験が出来たんだろうって誇りに思え、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
だから10年目にやっとこのダイアリーに書いてみようって思いました。

今でも、Clocheの前ではない伊勢丹の通りは一人では通れませんし、リップが欲しくて化粧品売り場をウロウロしても、店員さんに話しかけられるともじもじして何も買えなくなってしまいます。大人げないな、と自分を残念に思います。
でも、いまは堂々と誇りを持ってClocheの前には立てます。いつもお客さまにお会い出来たら嬉しいなってうきうきしながらショップに立ち寄ります。
イタリアの家族、会いたくなった、週末お手紙を書こう。
大好きなお庭
みんなでサラミ剥き
行くたびにこのお庭で何十か所も蚊に刺されてぼこぼこになったなあ
ミラノ郊外の緑豊かな人々がとにかく温かいモンテベッキア。わたしの大好きな土地と家族。
先日ショップに立ち寄ったら、Clocheをご愛用していただいているお客さまにお会いすることが出来ました。お客さまが気付いてくださってご挨拶をさせて頂きました。
おふたりのお嬢様の誕生石のリングをお持ちで、どちらかのお嬢様が一緒ではないときはそのお嬢様の誕生石のリングを着けたりと楽しんでいます、と教えてくださいました。またダイアリーをいつも読んでくださっていて、わたしのダイアリーの内容をたくさん言ってくださいました。
たっくさんあげてくださったダイアリーの内容の中のひとつに、わたしの小学生の時の着せ替え人形のお話を言ってくださり、わたし自身あの着せ替え人形大好きだったからなんだかとても嬉しく、こころがほっこりしました。
お客さまには、たまたまショップでお会いしたり、イベント時にお会い出来たりと有り難い機会が多々あります。お客さまはみなさまとても温かく、わたしに会えてよかったと言ってくださいます。でも本当は、わたしの方がお客さまにお会いでき本当に嬉しくて、お客さまからのお言葉で、どれほどの勇気と元気を頂いているか、計り知れないほどのチカラを頂いています。
毎度、お会いできた日はさらに元気になって帰社します。
たくさんたくさん有り難いなあ、お客さま、Clocheチームのみなさま、ありがとうありがとう、と想いながらClocheショップを眺めた日でした。
毎度食べ物のことばかりですが書かせてください。
「骨肉茶(バクテー)」
有名ということで、現地の人に聞いて食べに行きました!見た目はしつこそうだけど、豚肉を漢方薬とハーブで煮込むとてもさっぱりしていて体に良いらしい。あつあつの油分を分解するお茶を飲みながら食べるから「茶」という字が入っているそう。
トウガラシとお醤油を付けて食べます。
↑ この骨付きはちょっと失敗しました。来たときびっくり。あまり英語も通じなくて、下調べをしなかったから何を頼んだらいいかわからず。なんか、メニューの中の何かがもう売り切れたと店員さんが言っていて、一番一般的なものが売り切れちゃったのかな。この立派な骨と皮?に手こずりあまり箸は進みませんでした。
確かに肉くさくなくて味はとても美味しくてさっぱりしていました!!あまりお腹にたまらなくてもっと食べたかったけどラストオーダーらしくお店を出ました。
これははじめてだったから、なんか美味しいものを食べ損ねた気分で、食べ方もよく分からなかったから次回絶対リベンジしたい!!!もっと食べたい!!
次は「海南鶏飯(チキンライス)」
これ、信じられないくらいの美味!!!味がめちゃくちゃ美味しかった!!!鶏肉もまったく匂いもなくて、ごはんも恐る恐る口に入れたらレモングラスみたいな爽やかな味でとにかく美味しくてびっくり!
写真はかなりきれいに撮れたけど、実際はおぼんも、お皿もかなり・・・そこを見るとわたしは食事がのどを通らなくなるので目を薄めて周りを見ないように口に運ぶ食べ物だけに集中しました(笑)
すごく美味しかった~!!
お腹を壊すことを気にしている割に、たくさん頂きました♪
4日(土)のイベントにお越しいただきましてありがとうございました。
たくさんのお客さまにお会いでき、とても楽しく有り難い一日となりました。
とても混みあっておりましたので、多くのお客さまに色々なことでお待たせしてしまいました。ご理解いただきまして本当にありがとうございます!!直接お礼を伝えられなかったのでこちらにてお伝えさせて頂きます。
毎回お客さまがお時間をさいてわざわざ決まったお日にちにお越しいただけるということは、わたしたちにとって心から有り難いことであり、ここまで信頼関係を築かせて頂けたことに言葉では書ききれないほどの感謝の気持ちしかありません。
いつもありがとうございます。
写真:この木を見つけた時、吸い込まれるようにありがとうと想いながら触っていました。わたし木が大好き!立派な木、なんかパワーを感じる。
わたしたちのとなりでYAMAHAさんもイベントをしていました。ピアノが置いてあり、ある時その音色に惹きこまれている自分がいました。ふと見ると、男の子がずっと演奏しています。
それを機に、彼のピアノの虜になり滞在中のわたしの癒しでした。とくべつ上手というよりは、すごくすごく温かくて。常にお客さまも感動していました。
ピアノの彼 ↓
シャイだからか、最初はまったく目も合わせてくれませんでした(笑)でもだんだん仲良くなって色々と教えてくれました。彼は28歳で、マレーシアのオーケストラでサックスを吹いていて、ピアノは自分で練習して、YAMAHAさんで働いていると。
ピアノが常に置いてあるので、通るお客さまも弾いていきます。驚いたのは9割以上は男性!!そしてすごく個性や人柄を感じる。
たまに、「ぽろろろ~ん・・・」と涙が出そうなほど繊細で美しい曲が聞こえて見てみると、体格のいい男の子だったり。きっと繊細な性格なんだろうな~とか想像しながら楽しませてもらいました。
とにかく感動しっぱなしでした。
実は、ちいさい頃から高校までピアノを習っていたけど大嫌いで泣きながら通っていました。
でも彼のピアノをきっかけに20年振りくらいに「わたしも弾きたい!!」と、楽譜を用意し、練習を始めました。昔のわたしのピアノは、何ひとつ想いが込められてなくつまらなかったんだろうなとも思いました。
ピアノに感動したこと、また挑戦したいと思えた気持ちがわたしの宝物であり、今でもYAMAHAさんの彼に心から心から感謝しています。そして、分野は違っても、何事にも想いを込めなければ感動はしてもらえない、ということも再認識できました。
4日に向けてまだまだたくさんのジュエリーたちが仕上がって来ています!
ライトブルー、イエローやピンク、石を見るだけでワクワクします。
お客さまにお選びいただくと、きっと素敵な華やかな重ね付けになるんだろうな~とか想像すると本当に嬉しくなります♪